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せどりの黒字倒産を回避する戦略!せどりで黒字倒産になる原因とは

黒字倒産を回避するための手順解説

せどりが儲からないと言われる理由の1つに黒字倒産があります。粗利を確認すると数十万円は稼いでいるはずなのに、手元に現金が残らないといった悲惨な状態に陥っている方は大勢います。この状態が続けば黒字倒産になってしまうので、早急な改善が必要になります。

この記事では、せどりで黒字倒産の危機を感じているを対象に、なぜ黒字倒産してしまうのか?商品の売れ行きを改善するだけで問題ないのか?黒字倒産を回避する具体的な手順は?ということを細かく解説しています。

そもそもこの記事で、私のことを初めて知った方は『この記事にそこまでの信憑性はあるの?』と疑問に思いますよね。ということで簡単に実績をお伝えしておきます。

実績紹介

・副業でせどり開始8ヶ月後に月収100万円
・店舗のみで月収100万円 労働日数10日
・1年後、労働日数2日で月収100万円突破
・直接指導した生徒2名は月収150万円超え
・直接指導した生徒8名は月収100万円超え
・運営サロンのメンバー50%以上が起業家

私もせどりを始めたばかりの頃は、利益は出てるはずはなのに資金回収が間に合わず、このままだと黒字倒産してしまうといった経験をしています。ただ、その問題はクリアしてきましたし、私のコンサル生にも黒字倒産をしている人は誰もいないので、この記事の正確性はそれなりにあると思います。

この記事では黒字倒産について解説していきます。商品が売れないといった問題に関してはせどりで商品が売れない問題を解決で詳しく解説しているので、商品が売れなくて資金回収が間に合っていないのであれば、そちらも合わせて参考にしてください。

せどりで黒字倒産する原因


せどりで黒字倒産の危機を追い込まれている方は、すぐにでも現状を打破したいといった気持ちが強いかと思いますが、まずは黒字倒産する原因をしっかりと理解してください。なぜ黒字倒産の危機に追い込まれているのか?といった事を把握せずに、一時的な資金回収対策で現状を打破しても数ヶ月後には、また同じ過ち繰り返してしまうのは明らかです。ということで、まずは黒字倒産する原因について解説していきます。

黒字倒産は回転率が問題

あなたがも気付いていると思いますが、せどりで黒字倒産する原因の1つが商品の回転率です。例えば、先月100万円の仕入れをして、当月の売上原価40万円、売上額70万円を上げているのであれば、粗利30万円(※手数料は考慮していません)になるわけですが『売上額70万円-仕入額100万円=-30万円』で30万資金回収が間に合っていないという事になります。

資金に余裕のあるせどらーであれば、この状況もで耐えられるわけですが、副業でせどりを実践されている方で資金に余裕がある方はいません。つまり、この状況が数カ月間続けば、粗利は出ているけど、資金回収が間に合わず黒字倒産してしまうということです。

このような状況に陥ってしまう原因の1つが回転率です。例にあげたものであれば、先月仕入額100万円に対して、売上原価40万円しか販売していないので、仕入額の40%しか商品を販売していない事になります。このような状態であれば利益率が高くない限り、資金回収が間に合わなくなるのは当然のことです。

あなたがこのような状態に陥っていないか確認するには、売上額ではなく売上原価を確認してください。せどり初心者の多くは、仕入額に対して、いくら売上が上がったのか?という事に視点が向いていますが、回転率が問題か確認するためには、先月の仕入額に対して、売上原価は何パーセント上げているのかを確認してください。

利益率によりますが、この数字が50%未満であれば回転率を改善しなければいけない可能性が高いと判断できます。逆に50%以上であれば回転率以外に問題がある可能性が高くなるので、回転率以外の部分を改善しなければいけません。

ここで回転率が問題じゃないにも関わらず、回転率を改善しようと、的外れな努力をしている初心者の方も多いので、この記事を読んでいるあなたは、しっかりと黒字倒産の原因を突き止めてから適切な改善をするようにして下さい。

利益率が低いと黒字倒産

黒字倒産の原因の1つに回転率があることは多くの方が理解しています。せどり講師の方でも、資金回収が厳しければ、バカのひとつ覚えのように『黒字倒産の原因は回転率です』と主張されている方もいますが、回転率が悪くても、利益率が高ければ黒字倒産することはありません。

ただ、せどり初心者で黒字倒産の危機に追い込まれている方の大半は、少しでも早く商品を売りたいといった気持ちが先行して、利益率が原因で、黒字倒産の危機に追い込まれている可能性があることに気付いていません。

私のコンサル生には、資金力がないといった理由から、利益率50%くらいでせどりを実践している方がいます。利益率50%であれば、仕入額1万円で約5万円の売上になります。これくらい利益率が高ければ、回転率が悪くても黒字倒産することはありません。

例えば、先月仕入額100万円に対して、売上原価30万円しか販売していなくても、売上額150万円になるので、プラットフォーム側に販売手数料を支払っても、黒字倒産することはないということです。つまり、黒字倒産の原価は回転率だけではなく、利益率も大きく関係しているということです。

バランス悪化で黒字倒産

ここまでの解説で、黒字倒産の原因は『回転率』『利益率』のどちらかだよね?といった考えになった方も多いと思いますが、これは半分正解で、半分間違えています。どちらかを改善するのではなく、回転率と利益率のバランスが最も重要になります。

私のコンサル生であれば、仕入額に対して50%の売れ残りを出しても黒字倒産しない人もいれば、30%の売れ残りが出れば、黒字倒産の危機に追い込まれてしまう方もいます。この例だけを伝えると、50%の売れ残りが出ても耐えられる前者の方が優れているように見えるかもしれませんが、これは実践者のスタイルの違いです。

せどりのノウハウには回転率を重視したものもあれば、利益率を重視したものもあります。どちらを選んでも、私のコンサル生のように、黒字倒産せず稼いでいくことが出来ます。ただ、回転率、利益率のバランスが悪ければ、資金回収が間に合わずに黒字倒産をしてしまいます。

黒字倒産を回避する手順


ここまでの解説で、黒字倒産の原因について理解して頂いたと思うので、ここからは黒字倒産を回避する手順について解説していきます。ここで解説する内容は、今すぐに資金回収をしたい人向けではありません。今後、資金回収とは無縁の環境を作るための情報を伝えていきます。すぐにでも資金回収が必要な場合は、せどりで商品が売れない問題を解決で解説しているので、そちらを参考にしてください。

利益率と回転率を計算

黒字倒産の原因は、利益率と回転率のバランスの悪さになります。ここを改善するのは、どのようなバランスで資金を回していかなければいけないかを知る必要があります。この利益率と回転率のバランスは、ROIと回転率の2つの数字で算出することが出来ます。

せどり初心者であれば『ROIってなに?』って方もいると思うので、簡単に説明しておくと、仕入額に対して、いくら利益が上がったのか?という数字をパーセントで表したものなります。仕入額が10,000円で、利益額が5,000円であれば、ROI50%になります。まずは、このROIを算出してください。

ROIを算出したら次は回転率を算出してください。先月仕入額100万円、当月売上原価50万円であれば、回転率は50%になります。ここまで数字を出したら『仕入額×回転率×(100%+ROI)』で資金回収額を算出します。

今回の場合であれば『仕入額100万円×回転率50%×(100%+ROI50%)』で資金調達額は75万円になるので、仕入額で利用した100万円を回収することが出来ません。なので、回転率とROIを高める必要があります。

仮に回転率と利益率を15%上げるとこのようになります。『仕入額100万円×回転率65%×(100%+ROI65%)=資金回収額107万円』これであれば、とりあえず資金回収が出来ていますよね?この計算式で、回転率と利益率をどこまで上げれば資金回収が出来るのか?という事を知ることが出来ます。黒字倒産をしないために、まずはこの計算式で、あなたに合った利益率と回転率を算出してください。

仕入れ基準を改善する

あなたに適した回転率と利益率のバランスを算出したら、仕入れ基準を改善してください。これまで利益率20%以上の商品を仕入れていて、黒字倒産の危機に追い込まれたのであれば、利益率25%以上の商品のみを仕入れ対象とするなど、仕入れ基準の変更が必要になります。

仕入れ基準を厳しくすることを提案すると『仕入れ基準を厳しくしたら、仕入れができないじゃん?』といった反論をする方もいるわけですが、それは単純に仕入れ能力が低いだけです。厳しい意見になりますが、その仕入れ能力の低さで、仕入れを続けた結果、黒字倒産の危機に追い込まれている事に気付いてください。

少し仕入額が落ちても、これから黒字倒産と無縁の環境をつくるためには、仕入れ基準を厳しくして在庫状況を整えていかなければをいけません。あなたが仕入れ基準を厳しくすると、仕入れが出来ないという事であれば初心者が最速で結果を得るための基礎知識を参考にしてください。基礎が疎かになっていて、仕入れが出来ていない可能性が考えられます。

価格改定のルールを設定

黒字倒産を回避するためには利益率だけではなく、回転率も高めなければいけません。回転率を高めるための根本的な改善は、仕入れ基準の改善になるわけですが、価格改定のルールのルールを設けることで回転率を高めることが出来ます。

せどりは、よほど的外れな基準で仕入れをしていない限りは、ずっと売れない不良在庫を抱えてしまう事はありません。その時の状況に合わせた価格設定で商品を販売していれば、商品は必ず売れてくれます。

そこで価格改定のルールを設定してください。回転率が予定より10%不足しているのであれば、1ヶ月以上売れ残っている在庫は、相場の5%オフで販売するといったようなルールで問題ありません。せどり初心者は、価格改定をしないから回転率が悪化している人も多いので、回転率をあげたい場合は、仕入れ基準だけではなく価格改定のルールも見直していきましょう。

簡単な黒字倒産の回避

ここまで黒字倒産の原因と改善策について解説させて頂きましたが、最も簡単な黒字倒産の回避は利益率を上げることです。ここまで解説させて頂いたとおり、黒字倒産を回避するためには、回転率と利益率のバランスが重要になるわけですが、回転率より利益率に比重をおいてください。

これは回転率が高い商品は仕入れ難易度が高くて、利益率が低くなる傾向が強いからです。正確には回転率のいい商品ではなく売れ筋商品にこのような傾向があります。売れ筋の商品は、初心者せどらーが狙っている事が多いので価格競争に巻き込まれて、利益率が下がる可能性も高ければ、売れ筋商品なので低価格で仕入れられる可能性も低くなります。

それだったら利益率が高い商品を狙ったほうが効率的だということです。利益率の高い商品は少し回転率が悪化する傾向もありますが、利益率が高ければ回転率の悪さを補ってくれます。また、回転率の高い商品と、利益率の高い商品を比較したときに、利益率の高い商品のほうが仕入れ難易度は遥かに低くなります。

なので、あなたが回転率と利益率をどのように調整すればいいか悩んでいるのであれば、利益率をあげることで資金状況を改善していきましょう。利益率の上げ方に関しては利益率を底上げするための対策で解説しているので参考にしてください。電脳せどりの利益率を中心に伝えていますが、基本的な考え方は店舗せどりでも同じになります。

せどり黒字倒産のまとめ


この記事では、せどりの黒字倒産の危機を回避するために、黒字倒産の原因、黒字倒産を回避するための具体的な改善策といった情報をお伝えさせて頂きましたが、要点をまとめると以下になります。

・黒字倒産は利益率と回転率が指標
・バランスを調整する計算式を利用
・仕入れ基準を改善して対策をする
・価格競争のルールを設けて対策
・最も簡単なのは利益率をあげる事

あなたが黒字倒産の危機に追い込まれているのであれば、モチベーションも下がっているかもしれませんが、せどりは正しい知識で努力をすれば結果が得られるビジネスです。せどりの正しい知識については初心者が最速で結果を得るための基礎知識で詳しく解説しているので、この記事と合わせて参考にして下さい。

また、せどり初心者の多くは、せどりは労働集約型だと誤解していますが、資産を構築すれば週休5日で会社員以上の稼ぎを得ることも可能なビジネスです。この資産構築は、せどりで黒字倒産を回避するために貢献してくれるので、出来るだけ早い段階で取り入れていきましょう。

せどりの資産構築については無料オンライン構築(こちら)で詳しく解説しているので、労働時間を減らしながら稼ぎを増やしていきたいと思っているのであれば、是非参考にしてください。

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