せどり初心者の失敗談から教訓を得る
せどり初心者の頃は、先輩せどらーの失敗談、成功談が気になりますよね?ただ、ネットには胡散臭い成功談が溢れていて聞き飽きていると思います。せどり初心者が知りたいのは、同じ過ちを犯さないための失敗談だと思います。それに失敗談のほうが参考になる部分は多々あります。
この記事では、そんなせどりの失敗談を解説していきます。私の失敗談も含めて、私のコンサル生の失敗談も全てお伝えしていきます。私はこれまで、せどり初心者の相談は500件以上は受けているので参考になる部分は多々あると思います。
そもそもこの記事で、私のことを初めて知った方は『この記事にそこまでの信憑性はあるの?』と疑問に思いますよね。ということで簡単に実績をお伝えしておきます。
『現在 予約受付中』 |
実績紹介
・副業でせどり開始8ヶ月後に月収100万円 |
現在は上記のような実績を上げていますが、私も何度も失敗を繰り返して現在に至ります。そして、せどりで失敗を繰り返して、私にコンサルティングを申し込んでくれた方にも日々指導しているので、この記事の正確性はそれなりにあると思います。
今回はせどりの失敗談をテーマに解説するので、せどりで稼ぐための具体的なノウハウについて解説していません。稼ぐための手順や基礎知識については『初心者が最速で結果を得るための基礎知識』で解説しているので、仕入れノウハウ等に興味がある場合は、そちらを参考にしてください。
売れ筋を追いかけた失敗談
最初に紹介させて頂く失敗談は、売れない筋のみを仕入れ対象とした失敗談です。これは私がせどりを開始したばかりの時に陥っているものです。そして、これまで私にせどりの相談をして来てくれた多くの方が陥っている失敗談になります。せどり初心者の方であればあるほど、よくある失敗なので、同じ過ちを犯さないよう参考にしてください。
売れ筋は売れない原因
せどり初心者の方は、せどりは売れ筋商品を安く仕入れて高く売るのが仕事だと考えていますが、これは誤解でしかありません。売れ筋商のみを仕入れ対象としてリサーチをしていれば、仕入れ効率も下がれば、商品の売れ行きも悪くなければ、利益率も低下しがちです。そして、最悪の場合は、資金回収が間に合わないといった事態に陥ります。
売れ筋商品は需要があるので、せどり初心者の多くの方は『この商品ならすぐに売れてくれるし、安心だよね?』このような考えを持っているわけですが、いくら需要があっても、それ以上に供給が多ければ、あなたが仕入れた商品は売れてくれません。
また、供給が多ければ価格競争に巻き込まれる可能性も高いので、利益率も低下しがちです。利益率が低くて、売れるスピードもそこまで早くなければ、資金回収が難航するのは言うまでもありませんよね?
しかし、せどり初心者の多くは、売れ筋商品を仕入れる事が、唯一の正解だと誤解しているので、さらに売れ行きがいい商品を仕入れ対象にします。その結果、仕入れ難易度が上がります。売れ筋商品は、誰もが欲しがる商品なので、その売れ筋商品を安く仕入れるのは困難です。
でも、せどり初心者の多くはそれが正解だと誤解しているので、以前よりさらに売れ筋商品をリサーチします。その結果、商品の売れ行きもよくならなければ、利益率も低下する。そして、仕入れ量が減って、どれだけ努力しても稼げないといった負のスパイラルに陥ってしまいます。
1年間で100万円の損失
私もせどりを始めた頃は、この負のスパイラルに陥って頭を抱えた時期がありました。しかし、このままでは利益を増やしていく事も出来なければ、資金回収の難易度も高くなるという事で、せどり歴3ヶ月目くらいから、需要がある商品を仕入れ対象するのではなく、需供バランスが崩れた商品を仕入れるようになりました。
要するに、需要はそこまで高くなくても、供給が少ない商品であれば売れると判断して、仕入れを行ったという事です。その結果、利益は右肩上がりになり、現在の実績があります。ただ、この部分にいつまでも気付かないと、大きな損失を抱えなければいけない事もあります。
私の生徒に、せどり歴1年でコンサルティングに申し込みをしてくれた方がいます。その生徒は既に月収10万円稼いでいたわけですが、既に専業せどらーとして毎日8時間以上働いています。つまり、日当約3,000円くらいで1年間働いている事になります。
どう考えても悲惨な状況ですよね?その状況に嫌気をさして、その1年間で色々な教材を購入して、コンサルティングも受けたらしいのですが、その費用は100万円を超えています。100万円の費用も支払っても現状は変わらず、月収10万円のままです。
このような状態に陥った原因は『仕入れできない悩みを1日で解決』で解説している情報発信者から間違った教育を受けて、売れ筋のみを仕入れ対象とした結果です。せどりは売れ筋を安く仕入れるのが仕事ではありません。需要に対して、供給が少ない商品を狙って行かなければいけません。
その生徒に、この部分を徹底的に指導した結果、数ヶ月後には月収50万円を突破して、現在は月収100万円を超えるせどらーに成長しました。この事からも分かるように、せどり初心者ほど売れ筋のみを仕入れ対象として失敗しています。この記事を読んでいるあなたは同じ過ちを犯さないように注意してきましょう。
仕入れ基準を無視した失敗談
仕入れ基準を無視して失敗をしている初心者せどらーは大勢います。これは多くの方が陥っている失敗なので、私に生徒にも徹底して指導しているわけですが、全体の5%~10%の方は、その基準を無視して、仕入れをした結果、資金回収の難易度が上がるだけではなく、在庫状況まで悪化させてしまっています。そうなると、稼げる体制を整えるまで、2~3ヶ月程度掛かるので時間を無駄にしてしまいます。
仕入れが出来ない言い訳
仕入れ基準を無視して仕入れをする初心者の心理としては『その利益率だと、なかなか商品が仕入れられないじゃん?それだったら、仕入れ基準の利益率を下げたほうが効率的だよね?』このような感じで、仕入れ基準を緩めています。
確かに、仕入れ基準を緩める事で、仕入れ幅は広がるので仕入れ作業は効率化されます。ただ、先程もお伝えしたように、利益率が下がることによって、資金回収難易度が上がって、在庫状況まで悪化させてしまう懸念があります。
その事を理解せずに、仕入れ基準を緩めるのは逃げでしかありません。表現を変えるなら反則行為で仕入れをしているだけです。例えるなら、目的に少しでも早く到着するために、信号無視をして、一般道で時速80キロで走っているようなものです。
確かに、このような対策をすれば目的に早くたどり着きます。ただ、事故のリスクも高くなれば、最悪の場合は、そこで人生を終えることになります。しかし、せどり初心者はそのリスクを考慮せずに、仕入れをして失敗をしているケースが目立ちます。
資金回収が間に合わない
反則行為で仕入れをすれば、仕入額は上がります。仕入額が上がれば、売上額と利益額は一時的には向上するわけですが、利益率が低下しているので2ヶ月後、3ヶ月後に資金回収が厳しくなるのは目に見えています。それにも関わらず反則行為を続ければ、資金ショートすることもあります。
私の生徒であれば、私が伝えた仕入れ基準を無視して仕入れを続けた結果、資金回収が間に合わず、クレジットカードのリボ払いで難を逃れた方もいます。あなたもご存知のとおり、リボ払いの手数料は年率15%と高額です。(※クレジット会社によって異なります)つまり、一時的な利益率が増えても翌月には資金回収が間に合わず、無駄な手数料を支払う事になっています。
他にも、資金回収が間に合わず、貯金を切り崩している初心者せどらーもいます。せどりに挑戦する理由は人それぞれ違いますが、共通して言えるのは、誰もが利益を得るために活動しているという事です。それなのにリボ払いで、無駄な手数料を支払ったり、貯金を切り崩しているといった状況は悲惨としか言いようがありません。
失敗が成功を遠ざける
仕入れ基準を守らない仕入れは、資金回収の難易度を上げるだけではなく、成功を遠ざける行為でもあります。せどりの利益、売上は、仕入れた商品(在庫)によって左右されます。つまり、在庫状況が悪ければ、その在庫状況を改善しなければ成功はありません。
しかし、仕入れ基準を守らず仕入れをして、資金回収が間に合わないと気付いた時には、既に手遅れになっている場合が大半です。例えば、在庫額50万円の段階で、資金回収が厳しいと気付いたのであれば、その時の在庫状況はどうなっているでしょうか?良好とは言えませんよね?
在庫状況を改善するのであれば、50万円の在庫を売り切って、良好な在庫を追加しなければいけません。徐々に良好な在庫を追加しても、既存の在庫は資金回収に悪影響を及ぼしているわけですから、すぐに在庫状況は改善しません。例えるなら、コップに入っている汚れた水に、少しずつ綺麗な水を入れて、コップの水を綺麗にしようとしている状態です。
つまり、在庫状況を改善するには時間が掛かるということです。これは、これまでの仕入れ量によって差はありますが、在庫状況を改善するのであれば2ヶ月~3ヶ月は必要になります。要するに、仕入れ基準を守らなかった結果、成功までの道のりが長くなったという事です。
このような失敗をしている、せどり初心者は大勢いるので、この記事を読んでいるあなたは、同じ過ちを犯さないためにも、しっかりと仕入れ基準を守った上で、仕入れをしていきましょう。仕入れ基準を緩める選択は、反則行為であり、ただの逃げでしかないことを覚えておきましょう。
リサーチ基準を設けない失敗
せどり講師で、店舗にある商品を手当り次第リサーチすることを推奨している方もいますが、これもせどり初心者にありがちな失敗です。何のリサーチ基準もない状態で、リサーチを繰り返しているのは運任せの行動であり、根性論でしかありません。運任せの行動で利益を得るというのはビジネスではなく、ただのギャンブルです。
ただ、せどり講師で、そういった主張をしている方も一部いるので、せどり初心者はそれが正解だと信じ込んで、無駄なリサーチを繰り返していることは多々あります。この失敗は、資金回収が間に合わないといったダメージはありませんが、時間を無駄にする事になるので、この記事を読んでいるあなたは十分注意していきましょう。
無駄なリサーチを繰り返す
せどり初心者だけではなく、せどり中級者でも無駄なリサーチを繰り返している人は大勢います。私が生徒によく伝えていることですが、せどりのリサーチは全ての商品に対して『何故その商品をリサーチしたのか?何故その商品はリサーチしなかったのか?』という事を明確に答えられなければいけません。
なんとなく利益が得られそうだといった抽象的な回答ではいけません。つまり、リサーチ基準を持たなければいけません。冷静に考えて頂ければ分かると思いますが、実店舗、ネットで販売されている商品の多くが利益が得られるというのは夢物語でしかありません。仮に、そのような店があるのであれば、誰も知っている店になっています。
それにも関わらず、素人同然のせどり講師に間違った情報を刷り込まれて、妄信的に行動をしてしまっている初心者の方は大勢いるのが現状です。このようなリサーチは、短絡的すぎるし、運任せのリサーチでしかないので、効率化とはほぼ遠いという事です。
小銭を追いかけて失敗する
リサーチ基準を設けずに、リサーチを繰り返しているせどり初心者がいたり、そのような運任せのリサーチを教えている情報発信者もいるわけですが、なぜ、この業界では、そのような非効率なリサーチ方法が蔓延しているのでしょうか?その答えは10万円程度あれば稼げるからです。
私はリサーチ基準を設けないのは、非効率どころか運任せのリサーチであり、そのような行為はビジネスと呼べないと考えています。しかし、せどりは良くも悪くも即金性があり、このような運任せのリサーチでも行動量さえあれば月10万円くらは稼げてしまいます。
これがせどりの魅力でもありますが、これがせどりの罠でもあります。運任せのリサーチで月10万円くらいは稼ぐことは出来ますが、これは運の要素と行動量であげている結果でしかないので、翌月、翌々月も収入が右肩上がりに伸びるという事はありません。
私が配信している無料オンライン講座(こちら)でもお伝えしている事ですが、商売は将来のことも見据えて、資産を構築しなければ収入は伸びていかないし、この記事でお伝えしているように、リサーチ基準を設けなれば、非効率でしかありません。
つまり、月収10万円といった目先の利益を追い掛けることに必死になって、将来得られる利益を放棄しているから、月収10万円程度は稼げるけど、そこから稼ぎが増えてないといった失敗をしている方が大勢いるという事です。
この記事を読んでいるあなたは、同じ過ちを犯さないためにも、目先の利益を追い掛けるのではなく、リサーチ基準を設けて、リサーチを効率化させて、無料オンライン講座でも伝えている資産を構築して、将来の利益を最大化させていきましょう。
せどりの失敗談 まとめ
この記事では、せどりの失敗談をテーマに、私の失敗談、生徒の失敗談などお伝えさせて頂きましたが、要点をまとめると以下になります。
・売れ筋のみが仕入れ対象ではない ・売れ筋は利益率が低下する可能性 ・基準を無視した仕入れは反則行為 ・リサーチ基準を持たないと失敗する |
ここまで、せどりの失敗談をお伝えさせて頂いたので、あなたは同じ失敗を犯さないようにしてください。今回はせどりの失敗談をお伝えさせて頂きましたが、稼ぐために必要な知識については『せどり初心者が最速で結果を得るための基礎知識』で解説しているので、この記事と合わせて参考にしてください。
また、せどりは目先の利益だけを追っていれば、稼げても数ヶ月後には収入が横ばいになります。そうならない為にも、資産を構築しながら作業を続けることが大切になります。そうすれば週休5日で会社員以上の利益を上げることも可能です。この部分については無料オンライン講座(こちら)で詳しく解説しているので、興味があれば参考にしてください。
せどり初心者の関連記事
|