動画でも解説しています
※本文は動画の音声を文字に起こしたものになります。
値引き交渉をする費用対効果を考えるべき
最初にお伝えするのが、値引き交渉をする費用対効果を考えるべきってことですね。値引き交渉は時間というコストが必要になる事を、まずは認識してください。値引き交渉をすれば確かに、お金コストっを下げることができる可能性があるわけじゃないですか?でも、時間ってコストも使ってるんですよね。なので、平均30分で平均3,000円の値引きをすることができるのであれば、30分で利益額5000円の仕入れをしたほうが、稼ぎは大きくなるんですよね。
ここを理解しない方が多いから、値引き交渉をしなきゃいけないんじゃないか?そういった思考になっちゃうってことです。つまり値引き交渉ができれば、利益額が増えるというのは短絡的に物をと判断している証拠なんですよね。30分で、あなたが3,000円の利益額の商品を仕入れられる。で、値引き交渉しても30分で3,000円の値引きができるって事であれば、仕入れを優先した方が絶対にいいんですよね。
そうやって実際に商品を仕入れて、販売経験を積んだ方がスキルっていうのは、上がっていくんですよ。もちろん、値引きを繰り返していれば、値引きの交渉術っていうのも上がってくるかもしれないけど、せどりは基本的に交渉して仕入れるんじゃなくて、商品を仕入れて販売して、お金を回していくビジネスなので、優先しなきゃいけないのは仕入れて商品を販売することです。値引き交渉ではないってことです。
なので、値引き交渉で得られる額と、仕入れて得られる額が一緒だったら仕入れを優先しましょうねってことですね。そうすると、将来に繋がるってことになります。つまり、大切なのは、あなたのレベルに合わせて値引き交渉するのか?それとも値引き交渉しないのか?っていうのを判断していただくことが重要になるってことになります。
なので、あなたが全くの初心者で、どれだけリサーチをしても、商品が仕入れられない、価格差がある商品が見つからないということであれば、とにもかくにも販売経験をしていけない。仕入れを優先しなきゃいけないですよね。
いくら回っても仕入れが出来ないっていうことであれば、販売経験を積むために、まずは値引きをして、商品を仕入れて販売経験を積んでください。実際に商品を販売していると、これくらいの値段で商品が売れるんだ!そういったことが分かってくるので、今後の仕入れに活かすことができるんですよね。なんで、そういった段階だってことであれば、値引き交渉して、商品を仕入れても問題ないってことです。
ただ、あなたが中級者とか、それぐらいのレベルになっていて、1時間あればまあ1,000円2,000円は当たり前に抜けるし、平均で見ても4,000円、5,000円の利益が抜けるってことであれば、値引き交渉して、1,000円、2,000円の値引きに成功しても意味がないところです。
利益額は減っちゃうんですよ。あなたの1時間が、5,000円だってことであれば、1時間掛けて、3,000円の値引きをしても意味がないってことです。意味わかりますよね?なので、あなたが、1時間でどれぐらいの見込み利益の商品を仕入れられるのか?そういったことを判断した上で、値引き交渉をするべきか?しないべきか?っていうのを考えていただければと思います。
卸価格での取引が有利はただの幻想である
次が卸価格の取引が有利は、ただの幻想であるってことですね。卸業者の初回取引で7掛けで商品を仕入れても、アマゾン側に手数料10%支払って、送料などの経費を考えると、利益率が低くなるというのは分かりますよね?
例えば、7掛けであれば、定価1万円の商品を7,000円で、仕入れることが出来るわけですけど、7,000円で仕入れて10,000円で売って、そこからアマゾンが手数料で10%持っていくのであれば、9,000円しか手数料は残らないんですよね。で、仕入れ価格で7,000円払っていると2,000円しか残らないんですよ。そこから、送料とか他の経費を支払うことを考えると、利益率は低くなってしまうってことですね。
で、せどりであれば、販売価格の半額でも仕入れは可能じゃないですか?1万円の商品であれば、5,000円で仕入れて、10,000円で販売することは全然可能なわけじゃないですか?なので、卸価格で商品を仕入れても、そこまで旨味はないんですよ。卸業者と付き合うと、次はこの商品仕入れてね!ってなってくるので、付き合いの関係上あまり利益は残らない商品であったり、下手したら赤字の商品も関係を構築する上で、仕入れていかなきゃいけなくなるんですよね。
なので、卸し業者の取引っては、そこまで旨味はないです。あなたが、すごい販売力を持っているのであれば、卸業者からの仕入れで、利益をガンガンあげることができるわけなんですけれど、ネット販売だけで考えていて、一つのプラットフォームしか使っていないということであれば、卸業者を使いこなすことは出来ないんですよ。なので、卸価格での取引が有利というのは、ただの幻想にしか過ぎないってことです。
なので、卸し業者の価格に頼るんじゃなくて、まずは自分のスキルを上げていくことが重要だってことです。先ほどもお伝えしたように、せどりであれば、定価1万円の商品を5,000円で仕入れたり、3,000円で仕入れることが可能なわけです。これが卸業者になってくる難しいんですよ。
なんで、まずは他者に依存して、売上を上げよう!と思うのではなく、自分の力を上げて利益額を上げていきましょう!ってことですね。で、今は卸業者の初回取引の話で、7掛けってことでお伝えさせて頂いたわけなんですけれど、メーカーからの卸価格であっても、3掛けくらいなんですよ。これは商材がガジェット系なのか?アパレルなのか?そういったカテゴリなどで変わってくるんですけれど、私が持っているところであれば3掛けが最安値です。要は定価に対して30%の価格で、商品を仕入れられるということです。
で、この30%の価格で商品を仕入れられるってところに、魅力を感じるかもしれないですけど、メーカー取引はマーケティングも必要になるんですよ。なんで、私が3掛ける商品を仕入れることができるのか?って言ったら、その商品の知名度がないんですよね。なのでマーケティングスキルを学んで、その商品を販売していかなきゃいけないですよね。広告費をかけて販売することも当たり前の話なんですよね。
なので、実際メーカーから3掛けで商品を仕入れてるわけですけど、そこから、広告費とかいろいろな経費が乗っかってくるんですよね。つまり、3掛けで商品を仕入れても、70%の利益が残るといったことはないです。そして、マーケティングのスキルであったり、実績も必要になってくるんですよ。
例えば、あなたがメーカーに3掛けで商品を卸してくれませんか?Amazonで販売するんでお願いします!こういったことを言っても、メーカーを絶対に相手にしてくれないです。なので、あなたの実績を上げる必要もありますし、マーケティングスキルっていうのを学ぶ必要があるってことです。なんで、まずは先ほども言ったように、自分の力を鍛えていかなければいけないってことです。
他者に依存して、売上を上げてもらおう!というのは商売じゃないんですよ。まずは、自分の力を上げて、他者に協力してもらって、それで利益額を上げていくのが商売なので、他人に助けてもらおう!って考えは、ビジネスマンの考え方として失格ということになります。
日給20万円を稼ぐための値引き交渉術とは
次は日給20万円を稼ぐための値引き交渉術ってことですね。私の場合は、せどりって枠で商品を仕入れていても、1日で見込み利益20万円は全然行くんですけど、私は値引き交渉は時間の無駄になるので、基本的には実践しないことが多いですね。
先ほどお伝えしたように、30分掛けて、1万円の値引き交渉ができたとしても、自分で仕入れてた方が利益額はあがります。なので、値引き交渉は基本的にしないってことですね。ただ、店舗スタッフの愛想がよければ、値引き交渉ではなくて、値引きできないのか質問をするってことですね。
値引き交渉っていうのは、これだけ買うか安くしてくれませんか?っていうような交渉を持ち掛けるわけじゃないですか?それで、ダメだって言われたんであれば、じゃあ、この商品もつ買うから安くしてくれませんか?って交渉するわけです。それでもダメだって言われたら、じゃあ、その値引き額じゃなくていいから、少しだけでもいいから値引きしてくれない?こうやって交渉をするのが、値引き交渉になるわけなんですけども、コレっていうのはやっぱり時間が掛かるわけなんですよね。
でも、値引きできないのか質問するだけだったら、すぐに終わるわけじゃないですか?なので、店舗スタッフの愛頭が良くて、いつも行ってる店舗であれば、ちょっといつも来てるから、この商品だけ少し安くしてくれない?こうやって聞くだけでいいんですよね。それで駄目って言われれば、引き下がればいいだけですし、いいって言われれば、安く商品を仕入れられるわけじゃないか?そうなってくると、時間を無駄にせずに、仕入れ価格を落とすことができるので、こういったものは実践しているってことですね。
つまり、最初にもお伝えしたように、仕入れ価格を落として、利益額を上げるのではなくて、あなたの時間に対しての利益額を考えて、行動することが重要だということです。この時間っていうのもコストなんですよ。あなたは30分掛けて、いくら稼げるのか?そういったことを、しっかりと把握して、行動していくことが重要だということですね。
他に、どうしても営業交渉、そういったものをしたいということであれば、値引きができないか質問するっていうのもそうですし、名詞であったり、連絡先だけ交換しておけば、いい話が来ることもありますので、そういったことを実践して、値引き交渉に時間を使わないで、利益額を上げていく方法もあるので、あなたが、いつも同じ店舗で仕入れをしているって事であれば、名刺を渡してみたり、連絡先を交換してみて関係を築いていくのも一つの戦略だと私は考えています。